阪神・森下 来季1軍完走!今季2度2軍落ちに「ここにいる時間少なく」 「寮生活、飽きました」来オフ退寮、1人暮らし憧れ 

 阪神・森下翔太外野手(23)が23日、今年の閉寮日を迎えた虎風荘から年明けの自主トレに備えて野球道具を運び出した。今年1月の入寮から1年間過ごした鳴尾浜と、しばしのお別れ。ルーキーイヤーは日本一に尽力する一方で、2度の降格も経験しただけに、「ここにいる時間が短い方が、1軍に行ってると思うんで。来シーズンは今シーズンより、ここにいる機会、時間が少ないといいかな」と来季の1軍完走に意欲を示した。

 今季は4月と6月に2軍落ち。鳴尾浜などでウエスタン27試合をこなした。ただ、来季は2軍戦に出場する気はさらさらない。鳴尾浜は敷地内の寮へ寝泊まりに帰るだけの場所にして、シーズン通して1軍戦力となり続ける考えだ。この日、練習納めとなった鳴尾浜では体を動かさず、「甲子園で練習できたら」と寮を離れた。

 入団後、大卒選手は基本的に2年間の寮暮らしが義務づけられているが、「寮生活、飽きました。高校からやってきたので」と東海大相模時代からの“ライフスタイル”に苦笑い。来オフには晴れて退寮が許可されるとあって、「寮じゃなきゃ、楽になるんで」と夢の1人暮らしに憧れを抱いた。

 24日は大阪市内でクリスマスイベント出演が控え、その後、横浜市内の実家に帰省予定。オフに入ってからも、優勝関連行事やテレビ収録で多忙な日々だっただけに、ようやく一息つく。「やっと落ち着くって感じです。年末はリラックスして、年始からちょっとエンジンかけてやろうかな」。つかの間だけ故郷で羽根を休めて、2年目へ始動する。

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