阪神・青柳 さんまさん始球式「来て」 今季2軍降格で“共演”できず 来季こそ実現だ!
さんまさんとマウンドで“共演”や!阪神の青柳晃洋投手(30)が25日、タレントの明石家さんま(68)の始球式実現を熱望した。今季は打席登場曲にさんまの楽曲「Mr.アンダースロー」を使用。来年1月2日にMBSテレビで放送される「痛快!明石家電視台正月SP 阪神タイガース イチバンは誰だ!?」の収録に参加した際、さんまから直々に激励を受け、先発ローテ定着、始球式実現へ決意を新たにした。
「Mr.アンダースロー」が球場に鳴り響く中、明石家さんまがマウンドへ向かう。そしてそのマウンドで自身が躍動する-。青柳はそんな光景を思い描き、決意を新たにした。
「(始球式に)来てもらえたらうれしいですし、そのためには自分が1軍にいなきゃいけないので」
今季からさんまの歌う「Mr.アンダースロー」を打席登場曲に選択。自身初の開幕投手を務め、開幕戦から早速使用していた。それを知ったさんまは4月に出演したラジオ番組で、「小林(繁)投手の物まねをしながら甲子園のマウンドに立たせていただいて」と、青柳の登板日に始球式をすることを希望。ただ、青柳はその後2軍降格を経験。18試合に登板し、8勝6敗で防御率4・57と不完全燃焼のシーズンに終わり、さんまとマウンドで“共演”を果たすことはできなかった。
テレビ番組の収録ではさんまから直々に「来年頼むで」と激励され、「来年頑張ります」と返答。エールに応え、始球式に来てもらうためにも1軍に居続ける覚悟を見せた。もちろん狙うのは青柳の登板日での実現。「僕が投げるタイミングでそういうのができるように。毎週、毎週決まった曜日に投げられるように頑張りたいと思います」と1軍ローテ定着を見据えた。
今季は6回持たず、短いイニングで降板することも多かった。「1打席でも多く立てるようにするには長いイニングを投げなければいけないので。そういったところが今年の足りない部分だったので、その辺をやって投げられたら」。来季は同曲を1回でも多く響かせ、イニングイーターとしてもチームに貢献する意気込みだ。「頼れるエースはアンダースロー」-。“お笑い怪獣”からのエールを力に変え、「Mr.アンダースロー」の本領を発揮する。