阪神電鉄の久須勇介社長が環境相と対談 阪神2軍施設の脱炭素化の取り組みを報告

 伊藤信太郎・環境大臣(左)とタイガース2軍新施設が入る脱炭素先行地域について対談する久須勇介・阪神電鉄社長(右)と松本眞・尼崎市市長(撮影・三好信也)
 伊藤信太郎・環境大臣(左)とタイガース2軍新施設が入る脱炭素先行地域について対談する久須勇介・阪神電鉄社長(右)と松本眞・尼崎市市長(撮影・三好信也)
 伊藤信太郎・環境大臣(中)と対談をおこなった久須勇介・阪神電鉄社長(右)と松本眞・尼崎市市長(撮影・三好信也)
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 阪神電鉄の久須勇介社長が26日、環境省を訪れて、25年3月開場予定の阪神2軍施設「ゼロカーボンベースボールパーク」の脱炭素化の取り組みについて、伊藤信太郎環境相に報告した。大臣室で対面を果たした伊藤環境相からは、初っぱなに「まずは阪神タイガース日本一、おめでとうございます。本当に良かったですね。素晴らしい」と祝福の言葉。久須社長は「ありがとうございます。地域、ファンの皆さんの声援が、タイガースが苦しい時期も後押ししていただき、日本一に導いてくれたと感じています」と感謝した。

 伊藤環境相は甲子園球場に足を運んだことがあるといい、「阪神に乗ったことも、試合を見たこともあります」と説明。ひいき球団については、「あえてそこはノーコメントで」とけむに巻いた。

 久須社長は環境面に配慮した新たな2軍施設に、「タイガースにとりまして選手育成拠点の充実、常勝チームへの期待が大きい事業でございます」と自信。約20分間の会談の最後には、伊藤環境相が再び阪神Vを祝福し、「脱炭素の取り組みでも日本一になれるように」と激励していた。

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