阪神2軍 新施設は電車からチラ見できる!? 「ホークアイ」の専用カメラ8台など最新機器

 25年3月開場予定の阪神2軍施設「ゼロカーボンベースボールパーク」に設置される最新機器の概要が26日、分かった。新球場「SGLスタジアム尼崎」には、甲子園球場でも導入されている投球分析「ホークアイ」の専用カメラ8台が設けられ、投球の回転数、軌跡などのデータ取得が可能となる。これまで鳴尾浜球場では「トラックマン」によるデータ分析のみだっただけに、ファームで研さんを積む若虎には朗報だ。

 他にも球場全域に約20台のカメラが備え付けられ、試合や練習をあらゆる角度で撮影。選手がタブレット端末で自身のフォームを確認できるだけでなく、1軍首脳陣がいつでも2軍戦力の状態をチェックできる。

 また、これまで甲子園のみに設けられていた流水プールも、虎風荘内に新設。室内練習場横にはランニング用坂路が併設され、坂道ダッシュする選手を沿線の阪神電車の車窓から、チラ見することができそうだ。常勝猛虎の実現へ不可欠な若手戦力の台頭は、多くの秘密メカを兼ね備えた“NEW虎の穴”がカギを握る。

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