阪神・大竹 タイ獲る!故郷・熊本で誓ったばい 来季テーマ「楽しく投げる」で実現だ

 トークイベントに参加する大竹
 来季も活躍が期待される大竹
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 阪神・大竹耕太郎投手(28)が28日、熊本市内で行われた九州を拠点とするメディア「QUALITIES」主催のトークイベントに参加。今季12勝を挙げた左腕は、絶対的に信頼される先発投手になることを目標に掲げた。今季はあと一歩で最高勝率を逃した。来季はシーズンを戦い抜いた結果として、タイトル獲得につながる活躍を目指す。

 午前中に熊本に凱旋(がいせん)した大竹は、直後の午前10時半から大西一史熊本市長(56)らとトークイベントに登壇した。大竹のユニホームを着たファンも多く、今年の活躍ぶりの反響をダイレクトに感じた。「これからもっと(反響を)実感するんだろうな」と目を輝かせた。

 昨オフの現役ドラフトでソフトバンクから阪神へ移籍。開幕ローテ入りするとチームトップの12勝を挙げるなど優勝、日本一に欠かせない戦力だった。だからこそ来年の姿、結果が大事だと考えている。「投げたら勝てるという投手になりたい」。阪神移籍2年目、絶対的な信頼を得られる活躍を目指す。

 「アイツ1年でダメだったなとかはね…。そういう選手もいっぱい見てきた。2年目で難しいのは分かっているけど、すごい大事な1年になるのは分かっているので」

 メディアの前で「最多勝」などの目標を掲げているが、来季のテーマは「毎週、楽しく気持ちよく投げる」ことだ。数字を追い求め過ぎず、「楽しく投げて、気づいたら結果的にタイトルを取っていたって感じにしたい」とイメージを膨らませた。

 今季はあと一歩でタイトルを逃した。今季のレギュラーシーズン最終戦の10月4日・ヤクルト戦に先発。勝ち投手になれば最高勝率のタイトル獲得の可能性があった。勝ち投手の権利を持ったまま1点リードで九回を迎えたが、逆転サヨナラ負け。「今年もタイトルが取れそうで取れなかった。来年に向けて1個、課題を与えられた感覚」と振り返る。

 1年だけの活躍では終わらない。それを証明する2024年とする。「気持ちよく投げるためにもちろん準備、研究していきたい」。岡田監督からさらなる信頼を勝ち取るために、快投を披露していく。

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