阪神・近本 「優勝パレード」参加 自主トレの地“凱旋”沖永良部島で約20分
阪神・近本光司外野手(29)が8日、自主トレを行う鹿児島・沖永良部島で開催された「優勝パレード」に参加した。近本を乗せた車は午後4時半頃に和泊町役場を出発し「みじらしゃ通り商店街」を通過。約500メートルのコースを約20分かけてパレードした。
先導したのは和泊、知名両町の野球少年団のこどもたち約40人。同島の人口1万2000人のうち、約1000人が集まった。六甲おろしが流れる中、島民は「祝 日本一」の横断幕でお祝い。「かっとばせ近本!」のコールも飛んだ。
近本はこの日、空路で沖永良部島入り。同島での自主トレは4年連続4度目となり知人も増えた。沿道の声援に笑顔で手を振り、写真撮影に快く応じた。
パレードは手作り感満載だ。島にはオープンカーがないため、和泊町野球連盟の協力でトラックをパレードカーのように装飾。近本は荷台に乗車した。その後はトークショーも実施。近本の“凱旋”に島は一つになり、心温まる1日となった。