阪神・岡田監督が新人に訓示 「焦る必要はない」「新しい、強いタイガースの一員になれるように」 合同自主トレを視察

 訓示のあと、笑顔で話しかける岡田監督。左から下村、椎葉、山田、百﨑(撮影・田中太一)
 自主トレがスタートし、グラウンドへ向かう下村(手前)ら(撮影・田中太一)
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 阪神の岡田彰布監督(66)が9日、鳴尾浜球場で始まった新人合同自主トレを視察し、ドラフト1位の下村海翔投手(21)=青学大=ら新人を前に訓示した。

 岡田監督はグラウンドに整列した若虎8人に向けて約2分半のメッセージを発した。

 「これからの新しい、強いタイガースのスタートは今年からやと思うんで、その中にね、一員になれるようにやってもらえたら。入団発表でも言ったけど、別に焦る必要はないし、スカウトから報告を受けて、みんなの力は分かっているから、それ以上のことをする必要はない。プロ野球は(キャンプが始まる)2月1日からなんで、そこへ徐々に体を作って、早く一員になれるように。また2月1日からは1軍、2軍に分かれることになるけど、そういうのは全然関係ないんで、タイガースとして全員でまた今年1年、優勝を目指していくわけだから、早くその一員になれるように」

 虎将は「焦る必要はない」という言葉を繰り返し、「悪いところ(負傷)があっても隠して、我慢してやるとかないように。早い時期にね、分かった方が早く復帰できるし、みんな何か持ってるよ。五体満足でやっている選手はいないから、野球ばかりしているわけだから。トレーナーやコーチに相談して」と無理を慎むように命じた上で「これから徐々に一員になれるように頑張っていきましょう」と締めくくった。

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