阪神を３８年ぶりの日本一へと導いた岡田彰布監督。オフも表彰式やＶ旅行、各種イベントなど多忙を極めた。年末年始はいかに過ごしたのか－。指揮官が向かった先はオーストラリアだった。

　９日に新人合同自主トレを視察した際、「いやいやもう、前行って良かったとおもってたからね。で、田舎の方に行ったからもう日本人もほとんど会わなかったし。もうのんびり」と明かした指揮官。２００３年の優勝旅行でも訪れた国で「いやもう、ゆっくりしただけよ」とつかの間の休息を満喫した様子だ。

　ルーキーたちの表情を見て「あー、白いな、俺は（笑）」とジョークを飛ばす一幕も。「このオフは去年と比べたらやっぱり全然、ちゃうよな。もう去年はやっぱり良いスタート切りたい、口では言わないけど、いいスタート切ることにねえ。絶対いいわけだから、それはね、おーん。やっぱり知らないチーム、初めて預かったチームでね、悪いスタートよりもいいスタートをというのは当たり前やから。今年の場合はやっぱり気持ち的にも全然違うしね。だから長いシーズンを見据えてスタートできるよ」と前を向いた。