阪神・坂本誠志郎「もっと試合に出たい」昨季キャリアハイ84試合出場 甲子園で自主トレ公開
阪神の坂本誠志郎捕手(30)が11日、甲子園球場で自主トレを公開した。室内練習場ではキャッチボールやティー打撃などを行い、約4時間の練習。「新しいチャレンジが始まっていると思う。そこに向けて、しっかり準備したい」と誓いを立てた。
昨季は梅野の故障離脱もあり、キャリアハイの84試合に出場。女房役として欠かせない存在となり、18年ぶりのリーグ優勝と38年ぶりの日本一に貢献した。
「いつも不安は大きいんですけど、日に日に不安が大きくなっていく。結果が出て、チームとしていい思いをしたんですけど、その分、同じところを求められたり、同じように居続けないといけない。去年の始まる前に思っていた、そこ(優勝)にたどり着きたいっていう思いよりも、苦しい思いをたくさんすると思う」
不安を取り除くためにも、自主トレでは体力強化がメイン。そこからキャンプで技術の向上に励む。「もっと試合に出たい」と意気込んだが、「個人的な数字を出して、欲張っていい思いをしたことがない」と個人目標は挙げず。「連覇したいっていう思いしかない」と球団史上初の連覇だけを追い求めた。