阪神・藤川球児SA 新人研修で大谷、山本の名前挙げ「彼らのようになってほしい」
阪神・藤川球児SA(43)が12日、「NPB新人選手研修会」で講演し、影響力を持つ選手の出現を望んだ。「激しいプレーと優しいような一面、それがどんどん見られたら、野球界の次世代の子供たちに響いていく」。名前を挙げたのはドジャース・大谷、山本の2人。「人間的にも素晴らしい。彼らのようなどこに出てもかっこよくて恥ずかしくない選手になってほしい」と125人の参加者へエールを送った。
新人時代に野村監督から授かった「野球選手である前に社会人であれ」という格言も紹介した。さらに「自分自身で野球生活を作り上げることですね。メディアで扱われたいというのは強いと思うけど、野球がすごければ勝手に上がっていく」とセルフコントロールの重要性も強調した。