阪神・門別 藤浪のブルペン投球に刺激「(球の強さ)身につけたい」ネット越しに球筋確認

 阪神の門別啓人投手(19)が13日、米大リーグ・オリオールズからFAの藤浪晋太郎投手(29)のブルペン投球を観察し、球の強さに刺激を受けた。

 自身の練習が終わると、ミットの音が響くブルペンへ一人で歩み寄った。後ろからネット越しに視線を送り、球筋を確認。「単純にすごいなと。ベース盤の強さが自分もほしいなと思いました」。最速165キロ右腕の球威を肌で感じ、自らに足りないものを気づかされた。

 首脳陣からの期待も高く、今季は飛躍が求められる。「自分も(球の強さを)身につけたいと思いました」。門別も直球は武器の一つ。「これからもっと藤浪さんのことを見て、勉強していけたら」。有意義な時間を過ごし、成長のヒントを見つけた。

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