阪神OB掛布氏「心の笑顔忘れずに」 1・17震災復興イベントで「アレンパ50%」 カギは佐藤輝

 イベントに参加した掛布雅之氏(撮影・神子素慎一)
 震災復興イベントを行う参加者
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 6434人が犠牲となった1995年の阪神・淡路大震災は17日、発生から29年を迎えた。当時、甚大な被害を受けた神戸市長田区の大正筋商店街で行われた震災復興祈念フリーライブイベント「ONE HEART」には、阪神OBの掛布雅之氏(68)が、自身のモノマネで知られるタレント・松村邦洋(56)とともに登壇した。

 2軍監督時代の経験を元に、掛布氏は「2軍選手が1軍に挑戦して、たたきのめされることも数多くありました。そういう選手には、『野球が好きなら心の笑顔を忘れるな』と必ず言いました。今、石川能登が大変ですが、最後まで心の笑顔を忘れずに、みんなで前に進みたい」と被災地へメッセージ。松村は「29年でここまで神戸は復活しましたが、タイガースが日本一になったことでも神戸を元気にさせた」と“V効果”を喜んだ。

 今季の猛虎の展望でも激論を交わし、掛布氏は「アレンパの可能性は今の段階で50%」と予想。「連覇には大山、佐藤(輝明)が30発ずつ打たないと厳しい」と中軸にハッパをかけた。チームメートの信頼を勝ち得た大山を引き合いに、「まだ佐藤は自分の野球でいっぱいいっぱい。佐藤の飛躍が連覇のカギを握るんじゃないですかね」と背番号8の覚醒に期待していた。

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