阪神 ドラ1下村が初ブルペンで見せた快速球の源 小柄でも胸の張り&肩甲骨の柔らかさに注目 連続写真で分析

 キャッチボールをする下村。後方は椎葉(撮影・中田匡峻)
 ブルペン投球を行った下村のフォーム
 藤浪(後方)のピッチングを見つめる下村(撮影・中田匡峻)
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 阪神のドラフト1位・下村海翔投手(21)=青学大=が19日、鳴尾浜球場で行われている新人合同自主トレで、今年初めてブルペンに入った。捕手側から撮影した連続写真を見ると、胸の張り&肩甲骨の柔らかさが快速球の源であることがよくわかる。

 しっかりと左足を着地した瞬間、下村の胸がしっかり張っている。左肩が開かず、最大限の弓の弦を伸ばしたような状態。ここから左肩を引いて右腕が出てくるが、腕もしっかりとしなっているのが見受けられる。

 この日は和田2軍監督、久保田投手コーチら首脳陣に見守られる中、ブルペン投球を開始。捕手を立たせたままだったが、伸びのあるボールを投げ込んで見せた。身長174センチと決して大きくはないが、浮き上がるように伸びる最速155キロが持ち味の右腕。その片りんを示した。

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