阪神・湯浅京己が米国仕込みの新フォーム披露「セーブ王取りたい」自主トレ公開で守護神復帰へ意欲満々
阪神・湯浅京己投手が22日、大阪・堺市内で自主トレを公開した。投球動作解析などのための12日間の渡米から20日に帰国したばかり。時差ぼけを感じさせることなく、ランメニューや体幹トレーニングなどをこなして、「自分が思うようにやりたいこともできているので、順調にきていると思います」と充実の表情を浮かべた。解析データを元に改善し、テイクバックを小さくした上で左足を止めずに一連の動作で投げる新フォームも披露。マウンドから立たせた捕手のミットへ、力強い11球を投げ込んだ。
昨季は度重なるケガで長期離脱しただけに、今季の目標を「フル回転」と設定。「しっかり自分の力をシーズン中発揮できるように、チームの優勝に貢献できるように頑張りたい」と言葉に力を込めた。
昨季35セーブを挙げて最多セーブのタイトルに輝いた岩崎との、守護神争いにも挑むことになる。「やるからにはやっぱり、セーブ王を取りたいです」とクローザー復帰へ闘志を燃やしていた。