阪神・ドラ1下村“大竹流トレ”意欲 ピラティスで「体幹の強さ」改善へ 「積極的に取り組んでいけたら」

 阪神のドラフト1位・下村海翔投手(21)=青学大=が22日、“大竹流トレ”を取り入れることに意欲を見せた。この日の新人合同自主トレで初めてピラティスを体験。講師の小田島氏からは立った時の姿勢がつま先重心だと指摘されたが、「いろいろなメニューをしていく中で最後立ったら、少しかかと重心でいい姿勢になったと言われたので、すごく実感はありました」と効果を明かした。

 小田島氏は阪神・大竹にも昨年1年間指導。ソフトバンクの和田など長年活躍している選手もピラティスを取り入れていると伝え聞いた下村は、「まだ自分に合うか合わないかは初めてなので分からないですけど、積極的に取り組んでいけたら」と前向きに話した。

 小田島氏は下村の柔軟性を評価したが、「体幹の強さ」を改善点に挙げた。下村自身も現在、重点的に取り組んでいる部分だといい、「(体幹が強くなれば)自分の体を思い通りに扱えるようになるんじゃないかな」と良い効果を予感した。新たな知識も吸収し、大竹のように1軍で活躍できる投手を目指していく。

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