阪神・ミエセス 頬&首回りスッキリ来日!ド派手上下“情熱”の赤ジャージで帰ってきた 今年こそ野球でも主役だ

 真っ赤なジャージ姿でポーズを決めるミエセス(撮影・田中太一)
 昨季のミエセス
2枚

 阪神のヨハン・ミエセス外野手(28)が28日、来日2年目のシーズンに向けて空路で入国した。上下のジャージは情熱の「赤色」で、主役級の目立ち方で伊丹空港の到着口に登場。頬や首回りは少しスッキリしており、「全てが新しいという言い訳もできない」と強い覚悟を持ちながら、本職の野球でも主役を狙う。

 真っ赤なジャージが大きな体をひときわ目立たせ、空港の到着口がざわつき始める。ミエセスは2つのスーツケースを転がしながら、存在感たっぷりに登場した。「寒いと聞いてたから、温かい格好でと思ったんだ。目立とうという気はなかったんだけど…」。無数のフラッシュを浴びる、さすがの人気ぶり。まずは、入国で主役の気分を味わった。

 服の色に次いで、注目されたのは頬や首回りのスッキリ具合。SNSではミエセスの投稿する写真に、ファンの中で「激痩せしてる!?」と話題になっていた。細かい体重の増減は不明。ただ、助っ人は「しっかりとした出力が出せる状態にあると思うよ。シーズンまでに時間があるから、さらに強くなっていきたいね」と昨季からのパワーアップを予告した。

 この言葉は、母国のドミニカで精力的に練習へ励んできた証しでもある。「打撃中心に練習してきたよ。アピールしないといけない立場だから、キャンプでどんどん上げていきたいね」。長時間、機体の中で揺らされたが、疲労を感じさせるどころか気合がみなぎっていた。

 岡田監督はNPBのシーズン最多本塁打(60本)の記録を持つ、元ヤクルト・バレンティンのように「前で打ったら飛んでいくんやから」と助言。助っ人はオフに打撃改革へ取り組んだと明かしていて、春季キャンプでの変身ぶりにも期待がかかる。

 昨季は60試合の出場で打率・222、5本塁打、16打点。当然、今季にかける思いは強い。「2年目で、ある程度の経験もある。全てが新しいという言い訳もできない。全ての部分で去年を超える」。球団史上初の連覇に貢献するため、服だけではなく、心も真っ赤に燃えていた。

 空港では多くのファンに出迎えられ、荷物を待つ間には写真撮影も求められた。「あれだけのファンの方が空港でも声をかけてくれるのは、すごくありがたいことだね」。チームの勝利のため、そして応援してくれるファンのためにも活躍を届けなければいけない。「ミエちゃん、主役ちゃうよ」とは、もう言わせない。身も心も新しくなったミエちゃんが野球でも主役になってみせる。

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