阪神ドラ1下村 具志川Cで鉄腕・岩崎に学ぶ「ケアの仕方だったり」 一足早く新人合同自主トレ打ち上げ

 納得の準備期間となった。阪神のドラフト1位・下村海翔投手(21)=青学大=が29日、大学の卒業論文発表に出席するため、一足早く鳴尾浜での新人合同自主トレを打ち上げた。

 「充実した1カ月間だったと思います」。23日のみ背中の張りで離脱となるも、大きな故障もなく終了。立ち投げで2度のブルペン入りもし、他の新人投手が腕を振る中でもマイペースの調整を崩さなかった。「焦らずゆっくり。トレーナーの人とも相談しながら予定通りに進んだのでよかった」と頬を緩めた。

 キャンプは具志川スタート。3年連続50試合以上に登板している岩崎とはしばらく同じ時を過ごす。大学時代に右肘の故障を経験した下村にとっては、最適な生きる“教科書”。「当たり前のように毎年ずっとシーズン通して活躍されている。ケアの仕方だったりとかを自分のものにできたら」と意欲を示した。

 「野球選手は試合に投げないと意味がない」と厳しく自らに言い聞かせたドラ1右腕。鉄腕の極意を授かり、南国の地でもまずは土台固めに励む。

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