阪神・ミエセス“バレンティン打法”固め 岡田監督提案で母国でも試行錯誤→春季Cで完全習得へ

 阪神・ミエセス
 元ヤクルト・バレンティン
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 阪神のヨハン・ミエセス外野手(28)が30日、“バレンティン打法”の習得を目指していることを明かした。

 甲子園の室内練習場で打撃中心の練習を終えると、仲良しの糸原と2人で笑いながらクラブハウスから出てきた。そのまま記者に囲まれると“糸原通訳”を頼って陽気な対応を見せていたが、通訳が到着すると真面目な表情でドミニカ共和国での取り組みを明かした。

 「(ミートポイントを)前で打つ練習は向こうでもしてきた。タイミングを取る上で、ピッチャーとの兼ね合いもあるし、できるか分からないけど」。ボールを捉える確率を上げるために、あまり左足を上げないフォームに改良。今までとは感覚が変わったため、タイミングの合わせ方に試行錯誤しているという。

 岡田監督からはNPBシーズン最多の60本塁打を記録した元ヤクルト・バレンティンの打撃を引き合いに「あれだけパワーあったら、前でポーンと打ったら(打球は)飛んでいくんやから」と指摘されていた。ミエセスもその必要性を感じており、「まだ時間はあるので」と、春季キャンプでフォーム固めに取り組んでいく。

 甲子園では、以前から交流がある新外国人・ゲラと会話。すでに日本野球については助言を送っており、今後は日本語も教えていく。「『ほっといて』『あっち行け』『頑張って』とか知ってることは言いたい。僕が覚えたように、彼もだんだん覚えるよ」。来日1年目の昨季は明るい性格でチームに溶け込んだドミニカン。今季は打撃での覚醒はもちろん、サポート役としての活躍も期待大だ。

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