阪神・岡田監督【一問一答】「また見る目が違ってくるやんか、村上とか大竹とかは」「今年はゆっくり見させてもらってね」

 会場入りする岡田監督(撮影・中田匡峻)
 ミエセス(右)と言葉を交わす岡田監督。左はゲラ(撮影・中田匡峻)
 宿舎に到着して歓迎の花束を受け取り笑顔を見せる岡田監督(中央)=撮影・立川洋一郎
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 阪神の岡田彰布監督(66)が31日、那覇空港着の航空機で沖縄入りし、春季キャンプ前日のミーティングで「俺は去年より今年の方が勝ちたい」と選手に語りかけた。キャンプのテーマには「底上げ」を掲げ、個々のレベルアップと新戦力の台頭を待望。「目標は連覇という、その一点」と球団初の快挙に照準を定めた。以下、主な一問一答。

  ◇  ◇

 (出発前の空港)

 -個の底上げ。キャンプ前半は個別練習の時間も取る予定か。

 「そうやな。まだまだ1軍レベルに達してない選手もいてるからな。当然、個別(練習)とかで底上げせなあかん。とにかく1年間バテないというか、そういう体力維持するようなキャンプになると思うけどな」

 -ケガは起こりうる。

 「だから慌てんことやろな、はっきり言うてな。また見る目が違ってくるやんか、俺らのな。村上とか大竹とかは、そら去年の見る目と全然違うてくるから。去年ブレークしたやつの方が慌てずに(の方)がええかも分からんけどな、はっきり言うて。力出したら数字を残せるって、だいたい分かったからな」

 (ミーティング冒頭のあいさつ)

 「とにかく143(試合)終わって最終的に一番にいてる。とにかくリーグで絶対勝つっていうね。それでタイガースでまた新しい歴史をね、甲子園も100周年というね、そういう記念の年でもあるし、ぜひとも今年は勝って、楽しいオフを過ごしたい。

 今年はゆっくりキャンプは見させてもらおうと思うし。去年はちょっと見極めね、ゲームの中でどれぐらいの力を発揮するのかは未知数だったんで。でも、みんなができるというのが分かったんで、今年はゆっくり見させてもらってね、みんなのこのキャンプ1カ月の成長をね、見してもらいたいと思う」

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