阪神 2軍キャンプスタートでうるま市長が珍あいさつ「去年、ポンコツ球場に来ていただいて」「ここにばっかりいてはいけません」

 歓迎セレモニーで花束を贈られる和田2軍監督(撮影・山口登)
 完成したブルペンで始球式をする下村(撮影・山口登)
 完成したブルペンで始球式をする下村(撮影・山口登)
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 「阪神2軍春季キャンプ」(1日、具志川)

 阪神2軍春季キャンプがスタートした。ドラ1・下村海翔投手(21)=青学大=は早出で球場入り。室内練習場で同期入団の選手らとリラックスした表情でストレッチなどを行った。

 今年から新設され、この日が使用初日となる屋内ブルペンでは下村が始球式。捕手は栄枝が務めた。始球式は初めての経験だといい、「いつもとは少し違う感じで緊張しました」と話した。ユニホームでの投球も初めて。「ようやくこのユニホームを着てプレーできるのですごいわくわくしてる気持ちでいっぱいです」と目を輝かせ、「初めてのキャンプになるのでまずは完走することを目標に今日一日いいスタートが切れたらと思います」と意気込んだ。

 このブルペンは投手5人同時に投球練習が可能で各レーンにけん制用プレートを整備。LED照明を完備し夜間でも利用でき、コーチ陣が観覧できるスペース、ファンが観覧できる通路も設けられた。

 練習前には歓迎セレモニーが行われ、中村正人うるま市長があいさつ。開口一番「輝いてますね~優勝すると本当に変わりましたね」とリーグ優勝、日本一を祝福。続けて「私たちもみなさんを受け入れるため少しずつ変わりました」とブルペンに加え、外野の防球ネットを最大7メートル高くしたことも報告。「去年このポンコツ球場にきていただいてありがとうございました。少し解消されましたので選手のみなさんには頑張っていただきたい」と話し、「去年も言いました。ここにばっかりいてはいけませんよ。皆さんが目指すところは宜野座の1軍」とエールを送った。

 和田2軍監督、嶌村本部長、糸原には花束が贈呈され、うるま島餃子2000個、さんぴん茶、阪神とコラボしたスッパイマンなども贈られた。

 チャンピオンフラッグのレプリカが和田監督から中村市長にプレゼント。キャンプ期間中バックスリーンに飾られる。

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