「阪神春季キャンプ」（３日、宜野座）

　阪神ＯＢの赤星憲広氏（４７）が３日、臨時コーチとしてナインに走塁の極意を伝授した。以下、赤星氏の一問一答。

　（テレビインタビュー）

　－後輩へ託したいものは。

　「明日の方が教えがいはあるかなと思います。明日行く具志川の子たちは、１軍の選手たちを脅かすことができるような素材もたくさんいると思いますので。ただ、僕の体力がちょっと（笑）。そこの問題がありまして、明日体が動くかどうかが心配なんですけど」

　－ＯＢとして連覇への思いを。

　「僕は間違いなく連覇してくれるだろうなっていうのは確信を持ってます。実際に今日１日やっただけでも、今の選手たちのその雰囲気とか自覚とか。僕に対して聞いてくることとかを聞いてると、『あ、これはもう間違いなく勝てるな』と思いました」

　（ペン囲み）

　－走塁は知識、コツを知っているかで変わる。

　「まだまだ若い２０代中盤の選手が多いので、何かプラスアルファの動きが加わることで迷いが消えたり、積極的に動けたりがあると思う。走塁は練習だけじゃ、なかなかうまくならない部分というのがあるので。これから実戦形式が増えていきますし、実戦でやれば彼らの伸びしろは十分ある」

　－去年に続いての臨時コーチ。成長を感じる部分は。

　「去年来る前から意識が高いのは分かってたんです。何かプラスアルファになるようなことを教えてあげたいなと。（去年は）欠点がある選手っていうのはたくさんいたので。それが改善されてる選手が多いんですよね。意識が高いからこそ去年１年間戦ってきた中で、成長して今の形になってるのかもしれないです」