【AREで賞】阪神・浜地「基本を」千賀流で復活期す “師匠”と先輩・藤浪のタッグに「楽しみ」
「阪神春季キャンプ」(3日、宜野座)
キャンプでその日、最も輝いた選手を独断で取り上げる『この日のAREで賞』。3日目は“千賀流”で復活を期す阪神・浜地真澄投手(25)だ。今オフも5年連続でメッツ・千賀に弟子入り。「基本的なことをどれだけやれるかというのが、今年のテーマだった」と話し、取り組んできた。
キャンプでもその姿勢は変わらない。この日は3日連続でブルペン入りし、カットボールを交え20球。「新しいことはしていない。基本に立ち返って、それを忠実に。フォームはそのあとについてくるイメージ。フォームを変えるというよりも、トレーニングや動き方を基本から見直していく方が強い」と千賀からの教えを継続している。
午後にはラケットやタオルでシャドーピッチングも行い、「基本を確認していた」と話した。投球の感覚は順調。今後細かな部分も詰めていく。
仲のいい先輩・藤浪が“師匠”千賀と同じメッツに移籍することが決まり、「うれしいです。また、朝テレビで見れるので。リレー楽しみです」と祝福。昨季は右肩痛もあり、1年間1軍で活躍することはできなかった。先輩の活躍も刺激に、今季復活を遂げる。