阪神ドラ2・椎葉 6日のランチ特打で登板志願 紅白戦を視野に「いろんな球を投げたい」
「阪神春季キャンプ」(4日、宜野座)
阪神のドラフト2位・椎葉剛投手(21)=四国ILp・徳島=が、6日に行われるランチ特打で登板することを岡田監督が明かした。投手陣で唯一、志願しての登板となり、存在感を見せつける。
「もし紅白戦で投げるとしたら、そのために練習しておきたいと思い、お願いした。打者に対してのイメージがほとんどなくなっているので、打者をイメージしての変化球であったり、いろんな球を投げたい」
希望制となっているランチ特打での登板。打者相手に投げるのは昨年9月の大会以来となり、対戦感覚を取り戻すのがメインテーマだ。
岡田監督はルーキー右腕の取り組む姿勢を評価。「今日も全然投げられると思うよ。独立リーグから継続してトレーニングをやってたと思うしな」とうなずいた。
新人合同自主トレではブルペンに一番乗りし、キャンプも初日からブルペン入りして調整を進めている。ようやく第1クールを終えて「しんどいです。メニューから何から、みんなが想像している以上よりしんどかった」と苦笑い。鉄壁の中継ぎ陣に加わるために、鍛錬の日々は続く。