阪神・岡田監督「朝の朝食で早いもんから決めることにしようかな」11日の紅白戦で打順立候補制プラン
「阪神春季キャンプ」(8日、宜野座)
阪神・岡田彰布監督(66)が第2クールを総括した。第3クールの11日に行う紅白戦で検討している打順立候補制について「(10日の)朝の朝食で早いもんから打順決めることにしようかなと」とプランを明かした。
以下、岡田監督との一問一答。
-天気が心配されたクールだが、何とか終えられた。
「まあ、何とか、ですね。第1クールが天気がよすぎたんでね。こんなもんでしょ。最初はね」
-鳥谷臨時コーチをどう見ていたか。
「守備のほうでね、だいぶ、やってるみたいですけどね」
-去年来て、いい結果も出た。流れも大切にしたかったか。
「守備は基本の繰り返しと思うんでね。選手も、去年の守備の重要性というかね、そういうのは当然、わかったと思うし。そういう意味でまた、いちランク上のね、いい守備を目指してほしいと思いますけどね」
-守備は積み重ね。
「そうですね。2軍のほうも、1日行ったんで。今年は高校生の若い内野手も2人入ったんで。まあね。すごい緊張してたみたいだけど(笑)。後ろからパッとアドバイスを受けるだけでも、だいぶ違うんじゃないですかね」
-フリー打撃にドラフト2位の椎葉剛投手が投げた。印象は。
「新人で自分からね、アピールじゃないんだけど、独立リーグからのね、そういうスタイルというか。バッターに投げてね、感覚つかんでいくというか。自分から志願して投げたんですけど、後ろから見てたけど、力みもなく、本当にいいフォームで、投げ込んでたんじゃないですかね。ちょっと、いい当たりされたら、最後ちょっと力入れてましたね。これはピッチャーの習性ですよね」
-第1、2クールは基本練習に時間を割いた。
「実戦入るまではね、ある程度は練習で追い込まないと。すぐ紅白戦とか、すぐ実戦いうのもね、選手のときはうれしかったですね。僕はね。紅白戦やると、楽だもんね。紅白戦はうれしかった。はっきり言うて。毎日練習のほうが辛いよね。それはやっぱり、これはキャンプでは当然、やらないといけないと思うし。2クール、あと1日練習して、若手にとってはね、非常に大事な紅白戦になると思うんだけど。次のクールはね。そういう意味で、ここまでは、若い選手は順調にやってきてると思いますね」
-11日の紅白戦で、打順を立候補制にする案がある。
「だいぶ、煮詰まってきたんですけどね。あとは、どういう申告にしようか。だから、今のところは、次のクール、1日練習あるんでね。次のクールの初日に、朝の朝食で早いもんから打順決めることにしようかなと。まあちょっと色々と考えていますね」
-選手の気持ちを知るいい機会になる。
「選手がどう思っているかをなんとなく見られそうな気がするし。相手ピッチャーは(紙に)載せるようにしているんでね、どのピッチャーと当たりたいというのは、選手の申告で分かるのでそのへんの心理も知りたいですね」
-打者はフレッシュな選手が多く出る。どんなプレーを期待するか。
「まあ、今までやってきたことをね。選手は練習でいい感じで打っていても、実戦で久しぶりに生きた球だと思うけど、それが最終的な結果じゃないんでね。当然、若い選手は1本のヒットで自信になると思うけど、結果が悪くても気にしないでね。今の自分の力を見せてくれたらいいと思いますよ。その2試合の結果は、それほど気にしてないですよ」
-次のクールで入れ替えを考えているか。
「いや、次のクールが終わってからですね。紅白2試合で。2軍も試合があるんでね、両方で試合があるときがあるので、次のクール、その次か、次のクールからゲームが多くなるので。それは何人か入れ替えますよ。2軍でもどんどん投げさせたい選手もいてるんで。1、2軍が入れ替わるかもわからないけど。それは、多く実戦で投げるための入れ替えなので、まだこの時期で気にしなくていいと思います」