阪神キャンプは「日本一になった雰囲気じゃない」 訪問した藤川SAがうなる「いい光景だなと」

 岡田監督(右)にあいさつをする藤川SA
 話をしながらブルペンへ向かう藤川SAと佐々木氏(撮影・田中太一)
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 「阪神春季キャンプ」(8日、宜野座)

 阪神・藤川球児球団本部付SA(43)が8日、宜野座キャンプを訪れ、ハイレベルな投手陣に太鼓判を押した。今キャンプは門別、茨木ら若手が台頭しており、「心強いですね」とうなった。

 「誰がすごいというより、いい光景だなと。自分の18歳、19歳の時と比べて明らかにしっかりしている。組織図として長く継続できる強いチームを作れるんじゃないかなあと思って見ています」

 藤川SAはプロ7年目の2005年に大ブレーク。JFKの一角を担い、リーグ優勝に貢献した。翌06年、チームは2位だったが、自身は2年連続で最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得している。自らの経験から昨季飛躍を遂げた村上、大竹の活躍も予言。「下積みがあるので、心配する必要はない。止まらずにそのまま乗っていくことがベスト」と強調した。

 さらに、今キャンプを「日本一になった雰囲気じゃない」と表現する。「監督が勝ってるのが初めてじゃないから、おごりが全然ない。選手からしたら、器が大きく見えていると思う」。球団史上初の連覇を狙うチームにあって、将の存在の大きさに感服していた。

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