阪神の新人選手が「勝連城跡」訪問 ドラ1・下村「うるま市の歴史を学べていい経験になった」ここまでのキャンプも振り返る

 阪神のドラフト1位・下村海翔投手(21)=青学大=、ドラフト3位・山田脩也内野手(18)=仙台育英=ら、2軍キャンプに参加している新人選手7人が、キャンプ休日の9日、沖縄県うるま市内の「勝連城跡」を訪れた。

 あいにくの雨模様となったが、史跡をバックに記念撮影。チームの連覇を願い、「うるま“勝連”祈願式」も行われた。式ではうるま市の中村正人市長から「昨年はリーグの優勝、日本一ということで、アレアレアレって言ううちに優勝しましたね。本当におめでとうございます」と祝福。「私は1日の歓迎セレモニーでいいました。ここだけにいてはいけないですよ。早めに体を鍛えて、頑張っていただいて、宜野座で活躍をしていただきたい」と激励も受けた。

 さらに中村市長からは「神々の住む島」と言われている浜比嘉島のマース(塩)を封入した「勝マース」お守りも各選手に贈呈された。「皆さんが勝ち続けるために用意いたしました『勝ちマース』。これをもらうと間違いなくアレ連覇になると思いますので頑張っていただきたい」と中村市長は力を込めた。

 下村は「うるま市の歴史を学べてすごいいい経験になった」と充実の時間を過ごした様子。2軍キャンプでは先輩の岩崎や岩貞らからも多くの学びを得ている。同じドラ1の岩貞には、初めて1軍登板した時、どう感じたかを質問。

 「初めて1軍に上がった時に、『こんなに自分ってちっぽけな存在なんだな』って感じたっていうのを聞いた。そこから今までの体験談や取り組みをたくさん聞けた。(1軍へ)準備する時に、その聞いた話が生きてくるんじゃないかなと感じています」とやりとりを明かした。

 第2クールを終え、「すごい多くの人に見られてハードな練習をこなしている。すごくいい緊張感の中で充実した練習ができている」と下村。昨年の疲労を考慮し、キャンプでまだブルペン入りはしていないが、「キャンプ終わるまで、さらに気を引き締めて、けがなくやりきって。シーズンで投げることが目標なので、そこに向かっていい準備ができたら」と第3クールへ意気込んだ。

 続けて、「チームの連覇に貢献できるようにっていうところは毎日思って、ずっと取り組んでいます」とも力強く言い切った。

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