阪神・森下が“持ってる”理由 1年目の打率・237も数字以上のインパクト なぜ大事な場面で打てるのか
デイリースポーツ評論家で阪神の糸井嘉男SA(スペシャルアンバサダー、42)と森下翔太外野手(23)の対談が宜野座キャンプで実現した。話題は“サインパクリ疑惑”の真相にまで及び、森下は「それは全然、違います!自分もずっと英語のに変えたいと思ってて。最近変えたら佐藤のSと翔太のSでまた」ときっぱり否定。デイリースポーツのプロ野球デスクはその人柄の一端を明かした。
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社会人1年目を終えた頃の自分って覚えていますか?今回の対談に立ち会い、とにかく森下の研究熱心さに驚かされた。もちろん一般社会人とプロスポーツ選手では大きく違う。それでもルーキーイヤーを終えた直後に、自らここまで向上心や探究心を持って課題に取り組めていましたか?
1年目は打率.237。その数字以上にインパクトを残した理由は大事な場面で打つからだ。ある球団職員は「最初は天然系で抜けてるヤツかと思っていたけど、しっかりした考えを持っているし、それを自分の言葉で伝えることができる」と明かす。信念を持ち、それに基づき、しっかりと準備ができる。だからこそ、ここぞの場面で力を発揮できるのだろう。
ちなみに…佐藤輝と森下の新旧それぞれのサインって似てますか?新サインについて森下は「これでもパクリって言われたら、もはや“イジメ”っす」と漏らしていましたが…。(デイリースポーツプロ野球デスク・和田剛)