阪神・ゲラ投内連係合格! 岡田監督が大絶賛「うまいなあ。注文つけるとこないよな」
「阪神春季キャンプ」(13日、宜野座)
阪神の新外国人、ハビー・ゲラ投手(28)=前レイズ=が初めて投内連係に入り、好フィールディングを見せた。
18年まで遊撃手としてプレーしたセンスを発揮した。無死一塁と無死一、二塁は、ともにバントを処理すると二塁と三塁で封殺。素早くマウンドを降り、スムーズな動きで正確に送球した。2度のけん制球も無駄のない動きだった。
「準備が大事だといつも思っている。今日も準備していったので、うまくできたと思う」
外国人投手は細かいプレーに苦しむ傾向があるが問題ないことを証明。岡田監督は絶賛した。「うまいなあ。けん制でもうまいもん、投げるの。細かいプレーとか全然問題ないよ。別に注文つけるとこないよな」。僅差で登板する救援投手には、フィールディングやけん制などに不安がないことを重要視するだけに、ほっとした様子だった。
新守護神候補は投内連係後にブルペンで45球を投げた。「今まで一番良かったと思う」。今後はもう一度、ブルペン入りして打撃投手に登板する予定だ。「楽しくもあり、すごく充実した一日だった」。ここまでは至って順調。最速164キロ右腕への期待は日に日に増している。