【AREで賞】阪神・ノイジー2年目の進化で大金つかみ取る!ハッスルプレー
「阪神春季キャンプ」(13日、宜野座)
阪神の春季キャンプでその日、最も輝いた選手を独断で取り上げる『この日のAREで賞』。助っ人として異例の減俸でも余裕を感じさせる阪神・ノイジーを取り上げる。
午前8時45分、ノイジーがバットを持って室内に登場した。「朝のトレーニングでルーティンの一つさ。自分の考えと体が同じ感覚で動いてくれるかを確認したんだ」。バットの軌道を確かめるようにバットを振り、アーリーワークに励んだ。
11、12日に行われた1、2軍合同紅白戦は「9番・DH」で出場し、4打数1安打。「実戦から離れていたからね。いろんなボールを見るというのを大切にしたよ」。8日には右肘痛のため打撃練習を回避したが、コンディションは万全だ。この日の投内総合練習でもハッスル。挟殺プレーでは“本気モード”でタッチから逃げ回った。
「この春、いくら結果を出してもお金にはつながらないからね。キャンプはキャンプ、シーズンはシーズンさ。しっかり分けて考えて、やるべきことをやっていくよ」。穏やかな表情からは来日2年目の余裕もうかがえる。昨年の日本シリーズでは2本塁打を放ちながら、助っ人として異例の減俸で残留。今季はレギュラーシーズンでも大暴れして、ビッグマネーをつかみ取る。