阪神 暗黒時代の秘密 2軍戦と1軍戦が同じ顔ぶれ? 巨人戦でアレは見せるな…OBが明かす
関西テレビの「ジャンクSPORTS」が14日、関西地方で放送され、川藤幸三氏ら阪神OBが出演。1980年代終盤から90年代にかけて低迷した「暗黒時代」を振り返った。
「暗黒時代の末期に入団した」と言う関本賢太郎氏は、同期の浜中治氏とともに1996年度ドラフトで入団。「当時は(2軍の拠点)鳴尾浜のお客さんがそのまま(ナイターの)甲子園に動いた。同じ顔がいた」と明かし、2軍戦の観客と甲子園の1軍戦の観客が同じくらいの数だったと話した。桧山進次郎氏も「チケットも普通に当日取れた」と、満員御礼が通常の今とは状況が違ったという。
低迷期だからこそ、ファンやマスコミの視線は強く、狩野恵輔氏は「入った時には、ベンチで歯を見せるなと言われた。歯を見せずに話していたから(今の選手が)めちゃくちゃうらやましい」と苦笑い。また、球団の巨人へのライバル心は強く、「巨人戦だけは負けるなと言われていた」と狩野氏。移籍組の糸井嘉男氏も「ここまで巨人のことが嫌いか?と思った。ニンジン作戦で(巨人戦は)ボーナスが2倍3倍だった」と明かしていた。