【AREで賞】阪神・大竹 両足はだしトレ 3月実戦登板見据え珍調整
「阪神春季キャンプ」(16日、宜野座)
阪神・大竹耕太郎投手(28)が“珍トレーニング”で自己流の調整を進めた。ドーム内で両足はだしになって、矢の形をした器具「フレーチャ」をやり投げのようにスロー。靴を履かず素足で取り組む理由を、「足の裏の感覚は大事にしているので。意識的にはだしの時間をつくるようにしてます。感覚がいいときは吸い付くようで、足の接地感が。重心が下に落ちてる感じがするので」と説明した。
1月に左肩のガングリオン(良性腫瘍)を除去したことで、昨年よりはスローペース調整となっており、「肩に対して恐怖心とか痛いわけじゃないですけど、まだ(下半身と)つながりの部分で欠けてる」と現状を報告。「扱いにくいもの(フレーチャ)を投げるには、よりつながってないと飛ばないし、ズレる。そういう確認」と狙いを明かした。
この日は今キャンプ3度目のブルペンで、まずはソフトボールを投げた後、捕手を座らせてカーブ、スライダーを交えて50球。「このクールのテーマは100%で投げられるようにすること。出力を上げていくようにして」と、3月になる見込みの実戦登板を見据えていた。