【AREで賞】阪神・小野寺存在カ~ン 難易度高い配球も3戦連続H「打率は誰にも負けない」
「練習試合、阪神4-3楽天」(17日、バイトするならエントリー宜野座スタジアム)
阪神・小野寺暖外野手(25)がまた打った。四回の守備から近本に代わって途中出場し、この日初打席となった五回先頭。伊藤茉から二遊間を鋭く破る中前打を放った。
「追い込まれてから粘り強く塁に出ることを意識しているので、結果が出て良かったです」。快音の直前は4球連続のスライダーにファウルで食らいついて粘り、9球目の内に甘く入った直球を仕留めた。
変化球攻めから一転して直球と難易度の高い配球に対応。これで1、2軍合同紅白戦から実戦3試合連続安打と結果、内容ともに充実している。「今のところやったら、一番結果が出とるのは小野寺かもわからんな。はっきり言うて」と岡田監督も惜しむことなく称賛した。
レギュラー獲りに向けて上々のスタートを切った背番号60。「実戦でしかアピールできないので、打率とかだけは誰にも負けたくない」。両翼の定位置争いは前川、野口らもライバル。有望な後輩相手にも、結果で存在感を示し続ける。