阪神救援陣の大黒柱そろって健在0封 岡田監督「(岩貞は)力みまくってな(笑)」も順調仕上がりに安ど

 いずれも無失点の好投を見せた(左から)岩貞、加治屋、島本
 4回に登板した岩貞(撮影・伊藤笙子)
 5回に登板した加治屋(撮影・伊藤笙子)
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 「練習試合、阪神2-0サムスン」(20日、バイトするならエントリー宜野座スタジアム)

 阪神の岩貞祐太投手(32)、加治屋蓮投手(32)、島本浩也投手(31)が対外試合で今季初登板し、健在ぶりを示した。

 2点リードの四回から2番手として登板した岩貞は2三振を奪ったが、球が高めに浮いて2四球を与えた。苦しい投球を強いられ、取り組んでいるフォークボールを試すことができず「やりたいことが何もできなかった。『ウッ』っていう声が出てびっくりした。大力みです」と笑いながら頭をかいた。岡田監督も「力みまくってな」と苦笑いしたが、それでも1回無失点にまとめ、初実戦を締めくくった。

 五回から登板した加治屋は圧巻の投球だった。先頭打者を見逃し三振に仕留めると、続く打者を三ゴロ、最後は再び見逃し三振の1回完全投球を披露。直球は150キロを表示し「真っすぐの感覚がすごく良かった」とうなずいた。島本は六回から登板。2死から右前打を許したが、後続を断って1回無失点。「チェンジアップが良かった」と収穫を口にした。

 キャンプ前半は2軍で調整を一任されていた中継ぎ陣の大黒柱がそろって順調な仕上がりを見せ、岡田監督も胸をなで下ろした。

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