阪神 新助っ人のゲラが2度目の打撃投手 抜群の制球力で“無安打”

 ミエセスを相手に投げ込むゲラ(撮影・田中太一)
 練習前、大山にカンフー!?の構えを見せるミエセス(撮影・田中太一)
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 「阪神春季キャンプ」(22日、宜野座)

 阪神新外国人のハビー・ゲラ投手(28)=前レイズ=が、来日2度目となる打撃投手に登板した。ミエセス、小幡と対戦し、合計20球を投じてボール球は6球。安打性の打球は0本と抜群の安定感を見せた。

 仕上がりは順調だ。淡々と力強いボールを投げ込んだ。直球にキレのある変化球を交えながら打者を翻弄(ほんろう)。ミエセスからは大きく曲がるスライダーで空振りを奪うなど、存在感を示した。

 前回19日に登板した際も合計23球を投じて、ボール球は9球。最速は157キロを計測し、安打性の打球は3本だった。岡田監督は「高めにいけへんもんな。すごいと思った」と抜群の制球力に目を細めていた。

 このまま順調にいけば、25日の中日とのオープン戦(北谷)に登板することが濃厚。新クローザー候補が着実に準備を進めている。

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