【AREで賞】阪神・ゲラ ミエセスと小幡を相手に安打性0 来日2度目の打撃投手「日本の野球に慣れつつある」

 「阪神春季キャンプ」(22日、宜野座)

 阪神の新助っ人、ハビー・ゲラ投手(28)=前レイズ=が来日2度目の打撃投手を務めた。ミエセス、小幡と対戦。各5球の4打席、20球を投じて安打性はゼロ。19日の打撃投手登板では前川に柵越えを浴びたが、この日は完璧に封じ込んだ。

 「いい感じで投げられたとは思います。2回目ということで、より心地よく投げられました。日本の野球に慣れつつあると思っています」

 直球は最速156キロをマークし、打球が前に飛ぶことすら少なく、キレのあるスライダーとツーシームも織り交ぜて4度の空振りも奪った。「今日はスライダーが良かった日です。変化球は全部投げましたけど、どっちも良かった」と得意げ。前回同様に低めに集めて、20球でボール球は6球と引き続き制球力の高さを印象づけた。

 ケージ裏から見届けた岡田監督は「前よりも良かったな」と改めて高評価。「スライダーというか、カットボールも速いからな。真っすぐと思って空振りしとるわな」と剛腕ぶりに期待を寄せた。

 25日のオープン戦・中日戦(北谷)でいよいよ実戦デビューする予定で、「準備はできています」とキッパリ。「持っているものを出すだけ。あまり考えずに、自分であることは変わらないのでそのまま出せるように」。まずは竜打線を相手に地力を発揮し、勝利の方程式を担う資格を手にする。

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