阪神 ミエセスが名誉挽回のソロアーチ 試合前にユニホーム忘れる大失態 岡田監督は笑みこぼさずタッチ
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「オープン戦、巨人-阪神」(23日、沖縄セルラースタジアム那覇)
阪神のヨハン・ミエセス外野手が八回に名誉挽回のソロアーチを放った。
巨人・松井颯が投じた内寄りのストレートをしっかりととらえると打球は左翼へ高々と舞い上がった。前さばきでしっかりと押し込んだ白球はフェンスギリギリのところに着弾。大量ビハインドに沈んでいた阪神ファンが一気に沸き返った。
この日は試合前に大失態も犯していた。ユニホームを忘れてしまい、シートノックは大山の背番号3のユニホームを着用。少しぴちっとした着こなしながら外野で打球を追っていた。
それでも試合開始時にユニホームが届き、背番号55でアーチを放ったミエセス。ただベンチ前では殊勝な表情を浮かべ、岡田監督も白い歯をこぼすことなくタッチをかわしていた。