阪神 岡田監督が湯浅の2軍落ちを明言 試合投球中に決断「そんなん当たり前やんか、そんなもん」「投げてる最中に言うたよ」

 7回、適時打を許す湯浅(撮影・田中太一)
 7回、中田に2点適時打を打たれる湯浅(撮影・立川洋一郎)
 7回、佐々木(左)を投ゴロに打ち取り、自らタッチする湯浅(撮影・佐藤厚)
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 「オープン戦、巨人9-4阪神」(23日、沖縄セルラースタジアム那覇)

 阪神・岡田監督が湯浅の2軍落ちを明言した。先頭から3連打を食らうなど、1回4安打2失点の結果にあきれ返った。

 「ずっと言うてるやんか、そんなの。いや、そら当然こんなんなあ、ブルペンの見たら分かるやん。ずーっと言うてるで、キャンプの初日から。そうやろ?そのまま出るいうことやんか、ピッチャーでブルペンの球見たら分かるやんか。あんまり今まで投げる機会がなかったからのお。たまたま(19日の練習試合)広島(戦)なんかなあ、2軍みたいなメンバーでなあ、そないしてボール球ばっかりで抑えたけど、そういうの分かるやん」

 さらに「明日は2軍よ、そんなん当たり前やんか、そんなもん。投げてる最中に言うたよ、そんなん無理やん、俺ずっと言うてるやんか、だから。いろんな面でやり直さなあかんのんちゃう」と出直しを命じた。

 時間がかかりそうかと問われると「そらもうかかるやろなあ、だってオマエ、去年より悪いやんか、ボールの走りとかなあ。WBCから帰ってきたときより悪いよ」とばっさり。「ずっと空振り取ってないよ。広島戦でもストレートで空振り取ってないよ」と続けた。

 湯浅は「指先の感覚とかは悪くないんで。あとは下半身を使って。そういう感覚と、もっと下半身も使えたら良くなってくると思うんで、もっと全身を使ってやらないといけないと思います」と話した。

 これまでの実戦では、11日の紅白戦は1回3安打1失点、18日の練習試合・広島戦では1回三者凡退に抑えていた。

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