阪神・岡田監督「それだけ難しいということよ」主力と控え組を逆で起用「ありがたみを分からせようと」【一問一答】
「オープン戦、ヤクルト1-0阪神」(24日、ANA BALL PARK浦添)
阪神はわずか1安打でオープン戦連敗スタートとなった。試合後、岡田監督は控え組をスタメンに並べた意図について、「ありがたみを分からせようと思ったんやけどな」と説明。あえて主力をリリーフ投手に1打席限定でぶつけることで「それだけ難しいということよ」とレギュラークラスに理解させることが狙いだったことを明かした。
以下、岡田監督との一問一答。
-村上の投球は。
「おーん。ヒット2本打たれたとき、きのうのまたアレかな思うたけど、まあ1点でよかった」
-本人は試したいことを試せたと。キャンプ通じて去年と変わらず。
「キャンプ通じてというか、ブルペンでも去年と遜色ないようなボールを投げとるから、ある程度はな。抑えられると思うけど、まだまだや。きょうが初めて3イニングやから」
-及川は先発の準備として3イニング。
「まあ、そういうことやろうな」
-及川は実戦でいい投球を続けている。
「それは見ての通り、今日も良かったし」
-村上は逆算はまだ先か。
「いや、そんなんは全然、してない」
-次はイニングを伸ばすか。
「まあイニングを伸ばすって、3回を投げたら次は5回やろ。そんなん、だいたいの流れやからな。今度は甲子園になると思うけどな。甲子園では5試合あるからな。みんなだいたい1回は投げておかんとな、マウンドでな。その後、甲子園になかなか帰ってけえへんからな」
-野手は若い方を先に出した。
「そうや、逆にしたんや。ちょっとなあ、交代して、後で出るやつのありがたみをわからせようと思ったんやけどな。後から出て行くとなかなか後から出ても打てんやろ?え?他の代わったやつな、いつもと逆やけどな、それだけ難しいということよ。1打席いうのはな、準備しかりなあ」
-結果的に1軍クラスの投手との対戦に。
「そうや。あとはちょっと中継ぎと当たるしなあ。いつも先発陣しか当たらんからなあ、先行くとなあ。そういう意味ではな、だいぶまた違ったピッチャーと当たるしなあ」
-野口、井上も結果を残したかった。
「いやいや、だってもうあとこれ1試合やからなあ。これ終わったらもうな、だから、1、2軍両方でゲームあるから、そやで。今22人もおるんやから、4人も5人も下にいかなあかんやろ。それはみんな分かってると思うからな。今日なんかええチャンスやったけど、その辺やわなあ。まあもう、明日は普通通りに行くからな。なかなかなあ、一軍と二軍で両方とも試合あるからな、2日から。そら分かれなあかんやん。今こっちに22人もおるんやから、だいたいそないして何人かは行かなあかんわけやからな。それはみんな分かっとると思うけどな」
-明日は誰かファームに。
「いや、もういかん、こっちおる。下もあれやろ、キャッチャーもおらんし7回でもええと言うてるけどな。そんなゲームできへんで、そらはっきり言って」