阪神 ドラ1の下村はキャンプ期間でブルペン入りせず 和田2軍監督「帰ってから気温も下がるから」
「阪神2軍春季キャンプ」(24日、具志川)
阪神の和田豊2軍監督(61)がドラフト1位・下村海翔投手(21)について、「もう何日もないからね。キャッチボール程度はあり得るかもしれないけど、基本的には、向こう帰ってからだね」と残りのキャンプ期間ではブルペン入りさせない方針を示した。
青学大1年12月に右肘のクリーニング手術と軟骨再生手術を受け、長いリハビリを経験している下村。4年時にはリーグ戦だけでなく、日米大学野球選手権大会の日本代表に選ばれるなど、エース格としてフル回転した疲労を考慮し、今キャンプは慎重に調整を続けている。
沖縄でブルペン入りしたのは立ち投げで20球を投じた10日の一度のみ。この日はキャッチボール、体幹トレーニング、ランニング、ウエートトレーニングなどで汗を流した。
下村自身は「(状態は)めっちゃいいです。しっかり投げられているんで。今日のキャッチボールとかでも、バンバン行ってたんで」と問題ない様子。
ただ、和田2軍監督は「(関西に)帰ってから気温も下がるから、今やっているところの強度を少し下げないといけないかもしれないけど。少し焦らせないように、しっかりとコンディションが整ってからブルペンでも投げるということだね」と引き続き慎重に練習していく考えを明かした。