井川慶氏 阪神・門別は「自分の1年目よりもすごい」 向上心と自主性に関心「自信を付けながらやっていける1年になる」
デイリースポーツ評論家で元阪神の井川慶氏(44)と阪神・門別啓人投手(19)との対談が宜野座で実現。かつて20勝やシーズン200イニングなどを記録した井川氏がその経験を伝え、それを受けた門別は新人王をはじめ、将来的に20勝や沢村賞などのタイトルに加えて、井川氏の後を追うように虎のエースとなる目標を熱く語った。対談後、井川氏は「自分の1年目よりもすごい」とした上で「自信を付けながらやっていける1年になるのでは」と期待した。
◇ ◇
門別投手と話してみて、非常に考え方がしっかりしていますね。オフのトレーニングも自分でやっていたそうですが、自分で工夫したり考えながらやれるところが、今の子らしい。言われてやるわけじゃなく、自分でいろいろな情報を手に入れて、できるところが素晴らしいなと。
投球も本当にきれいなフォームでコントロールも良く、ほぼ狙った周辺にいっていた。自分はもっと暴れていたので、自分の1年目よりもすごいなと思いますね。
エースになりたい、上を目指したいというのは、目標が常に上にあるということだから期待できます。球団としても大事に育てている感じは受けますし、いいところで投げさせてもらえると思う。岡田監督もそういったところを配慮される方なので、自信を付けながらやっていける1年になるのではと思います。