阪神・岡田監督 北の大地から1軍最終選考 2日以降のOP戦で見極める レギュラー獲りのカギ「普段通りの姿勢」

 北の大地から開幕メンバーの絞り込みが始まる。阪神・岡田彰布監督(66)は29日、甲子園で全体練習を見守り、2日・日本ハム戦(札幌ド)からのオープン戦を「最終選考」と位置づけた。

 「最終選考する、こっちは。今、(1軍は)31人か。今年の1軍の戦力としてのメンバーやな。まあ40人ぐらいなるんちゃうか。この3月で、ゲームの中でな、ある程度確定していかなあかん」

 年明け、指揮官は一塁・大山、中堅・近本、二塁・中野の3人をレギュラーと確約した。キャンプを経て、三塁は佐藤輝がリード。注目は外野の両翼争いだ。ノイジーが右肘痛で出遅れる中、森下が健在ぶりを示し、前川はキャンプ野手MVPに輝いた。指揮官は「外野なんか競争が激しい」と語り、レギュラー奪取のカギに「普段通りの姿勢」を挙げた。

 「今日はスタメンやいうて意気込むヤツはあかんわ。絶対ええ結果出えへんわ。意気込むいうことは自分の力以上のもんを出そうとしているというかな」。若手へ求めるのはチームへの貢献だ。フルカウントからボール球を振るか、四球を選ぶか。「その姿を俺は見てる」と力を込めた。

 昨季は「守りの野球」を掲げ、日本一を達成。指揮官は「あんまり強いチームになってくる方が面白くないチームになるよな」とニヤリ。手応えもある。「俺もあんま面白ない、俺、やってて面白くないよ(笑)」。球団初の連覇へ、チームをさらに成熟させていく。

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