【中田良弘氏の眼】阪神・ゲラはケチのつけようがない出来 マウンド上の姿に“雰囲気”感じる

 「オープン戦、阪神2-5楽天」(6日、甲子園球場)

 新助っ人のハビー・ゲラ投手(28)が甲子園で初登板した。2-4の八回からマウンドへ。先頭・石原をスライダーで遊飛に打ち取ると、続く黒川はこの日最速の155キロで空振り三振に仕留めた。伊藤裕には155キロを右前へ運ばれたが最後は入江はスライダーで三ゴロに打ち取った。デイリースポーツ評論家・中田良弘氏は「球が速いし、コントロールもいい。ケチのつけようがない」と絶賛した。

  ◇  ◇

 ゲラはいいねえ。球が速いし、コントロールもいい。ケチのつけようがないね。今日は直球とスライダーしか投げなかったが、シンカーが得意球と聞いているから、これからさらに楽しみになってくる。

 スライダーは大小あって、うまく使い分けているようだ。左打者の黒川には初球、しっかり制球されたボールを外から入れていたが、これが特に印象に残った。

 とにかくまとまっている。それだけにもう少しボール球を使ってみてもと思われるかもしれないが、今はストライクゾーンを確認している段階ではないだろうか。

 マウンド上の姿には“雰囲気”も感じる。外国人投手にありがちなイラつきやバタつきというものがない。次の登板ではシンカー気味に落ちるという得意球を見たいね。

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