阪神・伊藤将 課題と収穫の70球 4回2失点、直球痛打も変化球は自信

 「オープン戦、阪神2-5楽天」(6日、甲子園球場)

 課題と収穫を得た70球だった。伊藤将が甲子園で初登板。今年最長の4回を投げ2失点だった。

 3回7失点だった2月23日・巨人戦(那覇)に続いて“満点快投”とはならなかった。気温9度と冷え込んだ影響もあったのか、最速は139キロ。二回1死二塁の石原と四回1死一、二塁の伊藤裕には高めの直球を打ち返された。「もうちょっと真っすぐの強さがあっていい」と次回の課題に挙げた。

 一方で「変化球は高さが(コントロール)できていた」と振り返った。初回1死二塁は浅村に対して外角低めにツーシームを制球して空振り三振。四回無死は辰己に5球連続で外角へカットボールを投げて空振り三振に仕留めた。「カーブもファウルでカウントを取れていたので」と前向きだった。

 岡田監督は「なんかストレートがあんまり走らんなあ」と話したが、「まあ、寒いしな」と心配する様子はない。

 左腕は次回、12日か13日のロッテ戦(ゾゾ)で5回を投げる予定。「どんどん上げていければ」。開幕まで修正する時間は十分残っている。

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