阪神・岡田監督「今年はこの一つの目標しかない」絵馬に「連覇」「球道一筋」と記す
阪神が7日、兵庫県西宮市の西宮神社で恒例の必勝祈願を行った。昨年は日本一へ導いてくれた同神社に2年連続での御利益を信じて、杉山健博オーナー、粟井一夫球団社長、岡田彰布監督を始めとする首脳陣、選手ら球団関係者約130人が参拝。ユニホーム姿の岡田監督は、杉山オーナー、粟井球団社長とともに玉串を奉納した。
絵馬に「連覇」「球道一筋」としたためた岡田監督は、「今年はもう、この一つの目標しかないんで、とにかくね、みんなで連覇に向かってね、シーズンを何とか勝ち抜くというか、それだけですね」と胸中を吐露。「全員がね、一番最高の状態で持っていけるように。そういうような形であと3週間やるつもりだし、選手も分かってると思うので」と29日のシーズン開幕を見すえた。
六甲おろしが流れる中、虎党300人も見届けて球団初の日本一への願いをチームと共有。「えべっさん」の愛称で親しまれている同神社は「号外」を配布し、「虎アレンパ確実」の大見出しをつけた。