２年連続の開幕投手を通達された阪神・青柳晃洋投手が７日、「うれしいのはもちろんうれしいです」と喜びの胸中を語った。

　阪神では藤浪晋太郎（現メッツ）以来となる２年連続の開幕投手。青柳は「元々狙っていた場所なので。引き締まる気持ちがありました。元々投げる予定で準備しているので、去年に続いて１戦目でしっかり勝てるように残り３週間やっていきたいです。自分が狙っていたところに当てはめてもらえたというのはうれしく思いますし、去年の結果的にふがいない結果のところで、ほかに活躍した選手がいる中で開幕ゲームに選んでもらえてというのはすごい僕的にはうれしいことですね」と意気込みを示した。

　岡田監督が昨年の納会で開幕投手と「目が合った」と話していたが、青柳は「合ってないですね」と笑った。日本シリーズ最終戦からの連投という岡田監督のジョークに対しても「ちょっと肩張ってるので厳しいです」とジョークで返しながらも、「ベストなパフォーマンスを出せるように調整していくだけ」と静かに闘志を燃やした。

　青柳は昨年の開幕戦で六回途中１失点の好投で、チームを勝利に導いている。