阪神元コーチ キャンプイン前日の矢野監督辞任騒動を語る「全体ミーティングの1時間前」「そこから何も覚えていない」
元阪神コーチの久慈照嘉氏が、8日に配信された大久保博元氏のYouTubeチャンネルに登場。22年シーズンの阪神・矢野燿大監督(当時)の電撃辞任を振り返った。
22年のキャンプイン前日、矢野監督が突然、今季限りでの辞任を発表。コーチだった久慈氏も辞任の意向を聞いておらず、初めて知ったのは1月31日の「全体ミーティングの1時間前」だったという。
翌日のキャンプインに備えていたというが、「全体ミーティング前のコーチ会議。第一声で。一発目で『今年で辞める。このキャンプが最後になる』と。僕ら的には『え?』と。そっから何を言われても、『なんで辞めると言ったんだろう』と。そこからの全体ミーティング、何も覚えてない」と吐露した。
選手らのミーティングでも同じことが伝えられたとし、「真相?そこは聞けないです」と苦笑い。一方で監督の覚悟と受け止めたとし、「人それぞれとる感覚は違う。僕は『矢野さんと一緒に辞めよう。辞めないといけないな。一生懸命一年やろう』と切り替えてやりました。そうしたら(開幕)9連敗です(笑)」と振り返った。
久慈氏は直々にコーチのオファーを受けた金本知憲監督時代のエピソードなども明かしている。