「オープン戦、阪神２－５ヤクルト」（９日、甲子園球場）

　阪神・岡田監督が与四球の多さに憤った。この試合は６投手が登板し、計８四球を与えた。

　岡田監督は「寒いとか、相手のピッチャーも同じ条件で投げとるわけやからな。出てきて四球、四球はなあ、先頭四球でなあ」と嘆いた。昨季は投手陣の与四球数の少なさが優勝の要因となっただけに、「（四球は）ヒットと一緒やからなあ。先頭の四球とかそら点入るよ、点なるよ、終盤とかになるとな」と指摘。七回から４番手で登板し、１回１安打３四死球、３失点と乱れた岩貞については「心配？心配て、だから全然投げてないんやから。ずっとブルペンで良くないピッチャーは全然あかんやんか、ブルペンのまま出てるよな」と話した。開幕が約３週間後に控える中、「見極めて（ファームに）落としていかなあかんからな。そういう時期やんか、こんだけいっぱい中継ぎのピッチャーを抱えられへんわけやから」と厳しい口調で話した。