阪神・大山 意地の適時打!3戦連続安打 屋外球場で初フル出場「しっかり反省して次に向けて準備したい」
「オープン戦、阪神4-5巨人」(10日、甲子園球場)
本拠地のファンを安心させる活躍を見せた。阪神・大山悠輔内野手が3試合連続安打。開幕前の甲子園ラストゲームで虎党に順調な調整ぶりを見せた。
意気消沈していたスタンドを盛り上げた。0-3で迎えた七回に適時失策で1点をかえし、なお1死一、二塁。4番は大歓声に迎えられて打席に入ると、京本の初球を振り抜いた。149キロの外角直球を捉えて、鋭いゴロで三遊間を破る適時左前打とした。
「しっかり反省して次に向けて準備したい」。先頭で2つの空振り三振を喫するなど課題も残っており、いつも通り控えめに振り返った。
5打席に立ち、3日・日本ハム戦(札幌ド)以来のオープン戦フル出場。屋外球場では初のフル出場だった。3週間を切った開幕へ向けて、4番のエンジンが温まりつつある。