阪神・岡田監督「代えようかなと思ってたけど、お前(笑)」「そら開幕は分からへんで」誕生日にタイムリーの佐藤輝に【一問一答】

 7回、選手交代を告げる岡田監督(撮影・西岡正)
 9回、中前適時打を放つ佐藤輝(撮影・西岡正)
 6回、左飛に倒れてベンチに戻る佐藤輝。後方は岡田監督(撮影・堀内翔)
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 「オープン戦、ロッテ1-6阪神」(13日、ZOZOマリンスタジアム)

 阪神は投打ががっちりとかみ合い、オープン戦開幕10試合目にして初勝利を挙げた。先発した伊藤将が5回無失点、2番手の村上が4回1失点にまとめたことに「きょうはもう伊藤と村上がな。2人投げられたから、それだけで十分や」と語り、初勝利には「そら、勝ちがつくって…そういう問題じゃないやろもう」と語気を強めた。

 また打線では近本が2本のタイムリーをマーク。九回には誕生日を迎えた佐藤輝がダメ押しタイムリーを放ったが「代えようかなと思ってたけど、お前(笑)」「そら開幕は分からへんで」とここまでの打席内容をシビアに見つめている模様だ。

 以下、岡田監督との一問一答。

 -伊藤将は5回を投げれて、内容も収穫が多かった。

 「いやいやもう、今日はもう、伊藤と村上がな、2人投げれたから、それだけで十分や」

 -内容も申し分ない。

 「内容は、普通っていうかな」

 -真っすぐは上がってきた。

 「いや、真っすぐはそんな走ってなかった、まだなあ、もうちょいでそうやけどな。伊藤に関してはな」

 -伊藤将は制球が前回と変わった。

 「そりゃ、ぜんぜんちゃう。まあ、前回というか、7失点スタートのピッチャーやから」

 -このまま状態を上げていけば。

 「まだもう1回あるからな。それは。まあ、次投げて、その次もまだ分からへんしな。ちょっと間隔空くしな。そのへんはうまく調整をせなあかんわな」

 -最初にも言われたが村上は3イニングではなく4イニングを投げられたのが大きいのでは?

 「いやいや、だからまあ、昨日やったら5(イニング)いくつもりやったけど、西(勇)と門別がファームの方に回るような形になったからな、結局は。天気も良さそうやから、まあ天気も良さそうやから。あの2人もイニングを投げとかなあかんからな」

 -村上は週の頭を任せることになると思うが?

 「まだ分からへんやん、そんなん。そんなん何にも決めてないやん」

 -打つ方は近本がずっと結果が出ている。

 「そうやなあ。まあなあ、ずっといいもんもおるし、なあ、なかなか上がってこんというかなあ、そういうのもいてるけど、まあ、なあ、これからやろうなあ。もうちょっとやろうなあ、おーん。まあ開幕でなあ、ベストな状態で行ける、行くようにするのがまずあれやからなあ、一番の。みんなの目標やから、そこに持って行くのがなあ、やっぱり」

 -佐藤輝も最後に1本。

 「まあ別に、代えようかなと思ってたけど、お前(笑)」

 -開幕に合わせてくれれば。

 「いや分からへんで、そら開幕はお前、おーん。そら分からへんで」

 -オープン戦で初めて勝ちがついた。

 「勝ちがつくって、そんなん。そういう問題じゃないやろ」

 -予告通り次戦から戦術も。

 「そうやん。だから明日ミーティングするやん、サインの、初めて。それだけのことやん」

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