阪神・岡田監督、佐藤輝に苦言「バットに当てて前飛んだらええやんか。それだけのこと」 九回、先制の絶好機に空振り三振

 9回、フルスイングするもファールとなり、顔をしかめる佐藤輝(撮影・飯室逸平)
 9回、空振り三振に倒れた佐藤輝(撮影・中田匡峻)
 9回、空振り三振に倒れる佐藤輝(撮影・飯室逸平)
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 「オープン戦、中日0-0阪神」(15日、バンテリンドーム)

 阪神・岡田監督が九回の絶好機に空振りの三振に倒れた佐藤輝に苦言を呈した。

 この試合から攻撃の際のサインが解禁され、実戦モードに突入したが、打線は八回まで中日投手陣に抑え込まれて無得点。九回、相手守護神のマルティネスを攻めて、森下、大山の連打で無死一、三塁の先制機をつかんだが、佐藤輝が空振りの三振に倒れた。

 岡田監督は「そら打たなあかんやん(笑い)。前飛んだら1点や。何でもええやん、バット当たったらのう。そういうことやんか。どんな当たりでもバットに当てて前飛んだら何かが起きるけどな。三振は何も起きない。空振りは。それだけのことや」とあきれてみせた。

 この日は4打数無安打終わり、オープン戦の打率は・128と依然として上向いてこない。状態について「もう結果やから見たら分かるやんか。状態なんか。俺が言うより結果見とったらわかるやんか、ええか悪いか。練習でスタンド行っても一緒や言うことやろ、そんなの」と突き放した。

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